2006年08月12日

囲碁の3つの楽しみ方と性格

囲碁って、その人の性格が大きく影響するよな、と思うことが度々ある。
地を取るか厚みを取るか、強くなるはどういう人か、などなど...

対局についてだけじゃない。
囲碁には三つの楽しみ方がある、と何かの本で読んだのをふと思い出した。
「打つ」「見る」「教える」の三つです。(本当は三つ目は覚えてないんだけど...まぁいいか(たらーっ(汗)))

今日は、囲碁と性格について自分が考えたことを何となく書いてみます。

@「打つ」 - 上達するのはこんな人

囲碁の上達に必要そうだと今自分が思っているものは
「大局観」「無駄の削減」「攻めの姿勢」の3つ。

「大局観」は、全体を見回す力のこと。部分より全体、ミクロよりマクロが大事って事。主に布石の部分の構想力として必要と思う。
状況を見渡して、弱い(石が少ない、石の形が良くない)部分を判断してそこに手を入れる。

これが優れてそうなのは、自分で動かない人。人を動かす人。
戦国時代で言えば、凄腕の剣豪ではなくて、それを動かす武将。現代で言えば、現場の大工やプログラマ、タレントなどではなく、設計士やSE、プロデューサー。更に言えばその上層に当たる人事担当や管理職、経営職、社長。
戦国武将が囲碁を保護したのもこれゆえのことだと思います。
ある技術に長けた人は、自分のみの力で他を圧倒して生きられるかも知れないが、囲碁のルールは石の強さはどの石も同じ。互いの石を協調させて強くさせていく段取りが必要です。

「無駄の削減」は、「一に手抜き、二に手抜き、三四も手抜き、五に手抜き」(橋本宇太郎の言葉だっけ?)に現れるように、一手の効率を追い求めること。大きい所に打つとか。既に死に形のところに石を置かないとか。

これが優れてそうな人は、限界を突き詰めている人。
例えば、生活費の限界を突き詰めている銭金のビンボーさんとか、コーナーの脱出速度を突き詰めている走り屋とか。(でも藤原拓海は感性だからあんま強くなさそうだな。涼介超強そう。元ネタ

「攻めの姿勢」は、石が接近した時に弱気になって縮こまらないで、逆に相手の石にプレッシャーを掛けて領地を広げる力。大石は死なず、と思わないで、積極的に相手の石を殺しに行く力。

これが優れてそうな人は、ヤ○ザ。


A「見る」- ビジュアル的インパクトが欲しい

囲碁観戦が趣味の人ってあんまいないと思うんですが、これも楽しみ方の一つのようです。
手軽に見ることができるのってNHK杯くらいで、あとはそんな身近じゃないですよね。

それに、囲碁の凄さって囲碁が強くないと全く分からない。
例えばピアノ弾けない人でも上手いピアニストの演奏は凄いと思えるし、サッカーやらない人のサポーターってのも結構いると思うが、囲碁は知らない人から見たらただ適当に石置いてるだけだし、上達して友達に自慢しても、冷めた目で鼻で笑われるのがオチの悲しい趣味です...

本題の「囲碁と性格」と離れていくんですが、
上達の為に棋譜の鑑賞とかするのも、なんかもっとビジュアル的に革新性が欲しいと思う。
卓球も、板(正式名称は分からない)の色を緑から紫、球の色を白→オレンジに変えたりと工夫しているが、囲碁は結局木目調の碁盤に白黒の石を置くスタイルを破壊する手法は多くありません。

こちら(インタラクティブ囲碁入門の人のページです)では新碁盤のデザインをいろいろ検討しています。これはコンピュータ碁盤のデザインですが、リアル碁盤のデザインも、例えば碁盤は素材は木のままでもチェリーウッドにしたり、石もカラークリスタルやメタル調にしたりすればイメージを一変できると思うのですが...(チェスみたいに、小洒落たカフェで西洋人がプレイしてる感じに。)

囲碁の着手の記号性に着目して、棋譜再生をサイケデリックでトランスチックなトリップ映像調(実写が入っちゃってちょっと違うけど、こんな感じ。)に再生できれば良いかも。トリップしてるうちに無意識に好形がインプリンティングされて、いつの間にか上達してるかもしれません。


B「教える」- 囲碁普及に燃える人々

ネットを探索していると、自分のような、囲碁の深さに感銘を受けて、自らはプレイするよりも他の人にもこの奥深さを伝えようと奔走している人が少なからず居るようだ。
自分もいろいろな、特にゲームに関する法則は見てきたが、自分の中のそれらの既存法則では説明できないものが囲碁にはいくつもある。鶴の巣籠もりの手筋の芸術性や、オキの手筋の魔力(未だにオキのような直接的な手段じゃないものはその有効性が不思議に思えてならない)など。
論理的に物事を考える人間に多いような気がします。

ただ、そんなこんなで時間があるときはこんなブログを書いちゃうため、自分最近全然実戦打ってないし全然強くならないです...


まあそんなこんなで色々楽しみ方があるんですが、関わり方はどうであれ、もっとみんなで囲碁トークで盛り上がれたらと思います。
ラベル:囲碁
posted by curren at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 - 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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