2015年06月18日

「お悩み天国 趙治勲の爆笑人生相談室」書評レビュー

最近、デバッグのためGnuGoなどと打つ機会があるのですが、
囲碁、面白いですねぇ。
しかし、GnuGoのバージョン違いによる棋力差が
私の棋力では分からない(3.0以上は、全て「強い!」としか感じられない)ため、
もう少し強くなりたいと思い、久し振りに棋書を購入しようと思いました。

GnuGo3.0に勝てない程度の棋力では、
盤上のテクニックよりむしろ広汎な心持ち・精神論の部分が大きいのでは
(相手の言いなりにならないとか、小を捨てて大に就くとか、後回しにしないとか)と思い、
書店でいろいろ立ち読みしたのですが、
心に響いたのがこの本でした。

「お悩み天国 趙治勲の爆笑人生相談室」
です。

(って言うか書店で笑っちゃうの堪えられなかったので購入した。)

内容は、棋力の向上のための本では全くありませんが、
囲碁界のレジェンド、二十五世本因坊治勲 が、
週刊碁の読者から寄せられたさまざまな悩みに答えるという、
まあ、まんまタイトル通りの内容です。

しかしこの回答が凄い。
具体的な内容は、著作権とか引っかかるんであまり書けないですが、
大三冠・グランドスラム、本因坊十連覇者である趙治勲氏が、
まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す。蝶チクンです。」な華麗な回答を繰り広げます。
大体初めはゴルフの話か、ひと目シリーズ買わせる話か、「よんろのご」でお馴染みの某棋士がディナーおごってくれない話かでのらりくらりと舞いながら、
質問者の悩みや世相の本質・急所を捉えた鋭い回答を放つ。
「慧眼」という言葉が自然と思い浮かぶ、見事な回答が多いのです。

棋力というのは、
 @全局面を把握し、最も「効果」の高い所に優先して着手する力
 A「効果」の高い/低いを的確に判断できる力 (コンピュータ囲碁的には、評価関数)
の二つからなっているのと思っています。
社長や政治家で棋力が高い人が多いのは、@の力がとても強いから。
囲碁が強くても、組織運営などが上手く行かないのは、@の力はあっても、Aについて、組織運営に対する「効果」が正しく評価できていないから。
なのだと思います。
(@は広汎的な考え方に対して、Aは対象に特化したものであり、応用する対象によって評価値の単位が変わったりする。)
そして、チクンさんは、圧倒的な@の力と、庶民生活におけるAの感性が正しく評価できているから、
素晴らしい回答ができるのだと思います。

囲碁の普及に関して、
多分他の棋士の方や、あるいは他の普及を志す方はあまり言わないでしょうが、
やっぱりそうだよなぁ、という認識を述べられています。
『頭がある程度よくないといけない、これが碁の致命的とも言える弱点なんですね。』
こう割り切れない立場の方もいらっしゃるとは思いますが、
この前提を置くことで、楽にもなるし、対象を限定してより効率的に成果=碁プレーヤーを増やすことが出来るのではないかと思いました。
不確定な未来のことを予測して行動する必要があること(=戦略立案・マネージメント・企画など)は、
一定の手順を踏めば一定の結果が得られること(=作業)や、のみに依存すること(=ギャンブル)より難しい。
というのは真理なのと同様に。

あと、村川くん伊田くん一力くんを連れて中国の囲碁リーグに参加した話で
『そのうちいいことがあるでしょう。』
と言ったことも、現在を知る皆さんではその慧眼っぷりが分かるかと思います。

それと、このお悩み天国では、
質問者の方の質問の仕方もユーモアに溢れており面白い。
『井山さんのファンですが、私が対局場に応援に行くと負けてしまいます。
 対局場と同じビルのクリニックに行っただけでも負けてしまいます。』
と言った具合。(質問の時点でもう吹いちゃうわ。)

ということでお悩み天国2も悩まず買いました。

まだ連載しているなら、3が出たら買っちゃうなぁ。
いっそ投稿してみようかなぁ。


チクン先生、こんにちは。
お悩み天国、とても面白くて単行本1巻・2巻ともに購入しました。
ブログにも感想記事を書きましたので、先生も、Y・H某法人副理事長もご覧ください。
また、ひと目の詰碁・ひと目の手筋も購入しました。(引越の際にブックOフに行ってしまいましたが。)

さて、私の悩みですが、
萌えの力で少しでも囲碁をカジュアルに楽しめるように、
脱○囲碁のアプリを作ろうと計画しましたが、
その後8年半経ってもまともなものが作れず困っています。

以前作成したβ版のようなものがあるのですが、
2ちゃ○ねるでは「マジで残念もいいとこだな」などと酷評され、
更にJavaAppletで作ったため、近年ではコンピュータに損害を与える可能性が高いものとして、実行すら容易にできない状態になってる始末です。
(うちのAppletに限らず、囲碁関係のWeb上のツールのJava率は異常。あのコーヒーカップマーク、最近囲碁サイトでくらいしか見かけないわ。)

それでもなぜかモチベーションだけは維持しており、
ことあるごとに製作のことを考えており、
1年3ヶ月前からJavaScriptでスマホ対応版の製作も着手しているのですが、
未だ公開できる形にならず、また延べ8年半という月日を重ね、
私も歳を取り、妻子を持ち、世間的には落ち着いた世代になったのでしょうが、
そんなアラフォー妻子持ち(小さい可愛い娘もいます)がこんな二次元萌え微エロゲームを作っているのも
ちょっと...という気も少しします。(微エロじゃなく弩エロにすればよい、という問題ではないとも分かっています。)

そこで、作成のモチベーションを高めるべく、
お悩み採用の色紙の代わりに、
アプリで勝利時のご褒美画像として使用する、
チクン先生の脱○画像をください。
(1枚目:対局服(スーツ)、2枚目:肌着、3枚目:ナイショ(※ハンカチはくわえたままでいてください。)

また、最後の一枚を掛けての対局では、
やすやすと先生の最終画像を見せるわけにはいかないので、
プレイヤーにはコンピュータではなく、先生に打っていただきます。
(アプリはインターネット上で24時間稼動しますので、先生に24時間の対応をお願いします。)
これで最後の一枚に辿り着ける可能性があるのは、日本広しといえど、○栩さんとか井○裕太さんとか数人だけになるので少し安心ですね。


だめか。
posted by curren at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | まとめ - 棋書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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