2010年01月18日

異色棋書購入(小林クンちのお部屋事情、ニャロメのたのしい囲碁入門、おしえて!!実戦囲碁)

先日囲碁漫画についてのエントリ書いた後、
ひょんなことからこのようなページを発見しました。
まだまだ知られざる棋書があるようです。
(棋書なのかどうか微妙なジャンルですが)

ということで早速勢いで購入してみました。
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■小林クンちのお部屋事情

前回「白黒つけましょ!」初の萌え囲碁漫画ではないかという内容を書きましたが、
実はその前に既にあったようです。

絵はまさに萌えというか、そういう文化のほぼど真ん中に近い画風で、
(拡大画像や本編の抜粋がAmazonの「なか見検索」で閲覧可能です)
更に、低等身化が進む昨今にある中で、逆にやや若干等身高めなのなど
私の画風の好みこんなとかこんなとか(※年齢制限有)と合致するするものであります。
作中の作画も非常に丁寧で、表紙と同等の美麗な絵でストーリーが展開されます。

ストーリーについては、あまり書くとネタバレですが、
まぁ一言で言うならば、佐為女性バージョン。
氏神である幽玄さん(ある事情でちっちゃくなっている)と主人公
その他の人物との囲碁を介しての繋がりを描いており、
そうして紡がれる二人の純真な恋物語です。

エロくありません。
更に、萌え萌えしすぎず、無意味な日常描画や強引なお色気シーンもほとんどありません。
なぜ幽玄さんが小さくなって主人公と一緒に住んでいるのか。
なぜ泉(主人公の友人でプロ棋士。主人公の方が強い)も氏神と面識があるのか。
一見ご都合主義の設定・場面も、後の話できちんと意味付けが解決されていて
とてもしっかりした内容のあるストーリーであり、一般の方が読んでも十分面白いと思います。
結末についての私の感想としては、
(※注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分がちょっと明かされています。)
ヒカルの碁の「佐為」の「消滅」の逆展開の「ハッピーエンド」となっており、
ヒカルの碁読者としては救われるような気持ちです。
作者さんとしてもこれを描きたかったのではという気がします。(一旦「消滅」フラグをチラツかせるのも)


作中に細かい対局の描写や対局内容、棋譜は出てこなく、
囲碁のルールを知らなくても全く作品を楽しむ上で支障がありません。
ただちなみに、主人公の名前は秀哉(ひでや)
その他、囲碁用語や囲碁の世界観などがしっかりしていて、
それもそのはず作者様は囲碁を打つようです。(ソース
ヒカルの碁にハマって打つようになったのだと思われる。

私的には神的な作品と思っています。
(一回読んで、その日のうちにもう一回読み直した。更にこの記事書くのにもう一回読んだ。)
強いて言えば、タイトルが内容を的確に表していないのが残念な点。
Amazonなか見検索の3ページで事情説明が完了する)
しかしマンガをよく読む人の評価も高いようですし(参考)、
これが囲碁愛好家にもマンガ愛好家にもマイナーなのは勿体無い気がします。
続編希望。
(ねこと泉のサイドストーリーとかも見てみたい)
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ぜひ万人にお勧めしたいのですが、
現在書籍現物の入手は困難のようです。
(Amazonはじめ主要なネット書店で取り扱い無し。中古でもレア。)
デジタルデータ(pdf)での販売というのもあるよう(こことか)なので、
興味持たれた方はそういった手段で読んでみるのもよいかと思います。
(一見万人にお勧めできなそうな表紙も隠蔽できるし)

それと、例によって、
是非当ブログの脱衣囲碁アプリとのコラボを...



■ニャロメの囲碁入門
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以前の記事で若干言及したニャロメの麻雀入門の、囲碁版。
当時そんなものは無いかと思っていたのですが、あったのですね。

初版は昭和59年
中古で購入したこの本に挟み込まれていた、
このハガキ(しおりとして使用していたのでしょうか)を見ても
その時代が伝わってきます。
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内容は、バカボン&おそ松くんなどのキャラクターが
ドタバタしながら囲碁を覚えていく、
赤塚節全開の作品。
赤塚ギャグを炸裂させる中で、囲碁のルールを追っていく。
既存のルール説明にポン付けでキャラクターを当てた作品とは一線を画しています。

構成について印象的だったのは、
打つ際のマナー終局の手順(ダメ詰めの方法など)について
手厚く解説が載っていたこと。
当然当時ネット碁なんてものは存在しなかったので当たり前と言えば当たり前ですが、
本当に「リアルで対局ができるようになること」を目標とした本なのだなと思いました。

ちなみに、巻末には25級の認定問題が載っていました。
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応募用のハガキがあり、規定の点数以上獲得で
日本棋院より免状がもらえるとのこと。
これ、まだ受付しているんですかねぇ?
「ニャロメ係」はまだあるんでしょうか?
 ハガキの郵便番号は5桁切手も40円ですし...
 負担する実費額も、現在の免状の規約とは異なるようです。)


と言うことで、出してみました。(切手は流石に50円貼りました。)
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バカです。
これで棋院に文句ばっかり言い、低俗なネタで品位を貶めている
このブログ主の居所が割れるため、
刺客が消しに来るかも知れません。




■おしえて!!実戦囲碁

完全に表紙買いです。

構成は、はじめにマンガでの導入が8ページあり、
本編はキャラの顔グラフィックが添えられている感じの形式です。
ニャロメの項で引き合いに出した、ポン付け的ではありますが、
まぁ、大人気キャラを旬が過ぎた頃に使用した某書の構成より頑張っていると思います。
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内容については、前書きで
熟練者にはあたりまえの事だが初心者は疑問に思うこと、
熟練者は絶対に打たないが初心者は打つかも知れない変な手についてを手厚く書いた、
とありますが、
本書の3分の1が定石の説明に当てられているのが、
いいのか?悪いのか?という気持ちになりました。
(この辺りのこといろいろ思うところがあったのですがまた別の機会に...)



こうして私の棋書棚の中身が無駄に増えていく...
posted by curren at 20:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 - 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

萌え系囲碁マンガ「白黒つけましょ!」

あけおめ。

先日碁ワールド2010年1月号を読む機会があり、
そこに目が留まる記事がありました。
一般漫画誌に囲碁マンガが掲載されるとのこと。
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まんがタイムというとよくコンビニで見かけてて、
表紙から受ける印象はゆる〜い日常4コマって感じで、
これ誰が読むんだよ(よっぽど時間を持て余している主婦(偏見)か歯医者の待合室がターゲットなのか?)(失礼)
と思っていましたが、
調べてみると日本最古のトラディッショナルな4コマ漫画専門誌であり、
またいろいろな派生姉妹誌(約12種!)があるようです。
その中でも、掲載される「〜スペシャル」は比較的萌え系寄りの立ち位置とのこと。

ついに来ましたね〜。
萌え囲碁。(商業的には初?)
と言うことで早速立ち読みしてきました。(300円なんだし買えよ)

「白黒つけましょ!」という作品で、
高校(多分女子高)の囲碁部でのお話です。

絵柄は、典型的な萌えど真ん中という感じではなく
(「萌え」の厳密な定義も分からんですが)
「萌え」「可愛い」の中間のような印象で、
まんがサイエンスケロロ軍曹なんかと近い、
表層的には低年齢層向けな画風かな?と思いました。
個人的にはとてもアリです。

内容ですが、
4コマと言っても「サザエさん」「コボちゃん」のような、
完全に一編一編が独立している形式かと思っていたのですがそうではなく、
全体として1つのストーリーとなっているものを、
4コマで区切りがつくようにまとめている感じとも取れました。
(まるで4拍子のメロディのように)

なるほど、と思いました。
つまりはアニメ化等しやすい。

先例として丁度良い例がありまして、
同系列誌連載から昨年アニメ化された「けいおん!」という作品
女子高生バンド組む作品)は、
アニメとしてヒットしただけではなく、
 ・主題歌CDオリコン週間1位獲得
 ・登場するキャラクター仕様のギターが売れる
 ・劇中でキャラが使っていた海外製高級ヘッドホン(AKG K701通常約8万円で販売)がバカ売れ(自分これ、このブームの前から狙ってたのですが...)
 ・劇中化のバンドスコアが発売
など、題材とした軽音楽の世界も巻き込んで社会現象的になりました。

ということで、
「白黒つけましょ!」をアニメ化して、囲碁ブームを!っていう論法です。

棋院主催の囲碁マンガ原作大賞あんなですし、
(第2回受賞作品が今度は囲碁未来に掲載されたそうですが、
 書店じゃ売ってないものに載せてど〜すんだよ...

マンガを生業とする方が、よい作品を描こうとして、
題材として偶然囲碁を選んだものの方が、
モチベーションの成り立ち方としてよいモノとなりそうです。
更にその方が囲碁そのものを知っているとなお良く、
この作者さん囲碁部だったようです。

私こういうマンガについてはよく知らず流儀も分からないので評価は難しいのですが、
ネット上の感想を読んでも好評のよう(こことかこことかこことかこことか)ですので
今後に期待してしまいます。


そして、もし残念ながらアニメ化までは無理なのでしたら、
是非当ブログの脱衣囲碁アプリコラボしてゲーム化(二次創作)を...
posted by curren at 15:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 - 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする